施工事例
小高いやまぎわに建つ家
お客様と数年がかりでお話を伺いながらプランを練りに練って計画を進めました。工事期間に梅雨の長雨にみまわれたこともあり思うように工事が進みませんでした。
上棟日を決めていたので指折り数えながら工事に挑みました。
外観は焼杉とリシン吹付でツートンに。伝統工法としての焼杉はきちんと施工をすれば近年の外壁材にも負けない程の耐久性があります。そしてこの黒色が建物全体をシャープな印象になるものの独特の深みを持っています。木材の持つ風合いが風景に馴染みます。
内部は無垢材を贅沢に使った空間に。玄関框は松、玄関ホールの床は桧、そしてそれ以外の床には杉を使用。トイレ内のカウンターには一枚板の無垢材を贅沢に使用しています。弊社職人が丁寧に加工させていただきました。目に見えるところだけでなく目に見えない断熱材にも天然の木質繊維であるセルローズファイバーを使用しています。
その他にも玄関にシューズクロークを設けたり、2階のホールに洗濯物を干すことができるなど家族の生活に合わせた工夫を盛り込んだ住宅となっています。
設計:景⼭建設
施工:景⼭建設